【PCX150】他人のバイクを直してみる #12【完結篇】


さあ、いよいよファイナルコンフュージョンですよ(?)。

最後のトラブルを解決し、Vベルトの慣らし走行を終わらせ、2度目のエンジンオイル交換とギヤオイル交換、外装取り付けして最後に軽く水洗いすれば、、、。

何より、これでやっとこシン・ヨナベ・セイカツからオサラバさーーー。




てな事で、ファイナルトラボゥである外装修理・・・ご覧の通り、右側のアンダーカウル(フレームカバー)?が完璧に真っ二つ。

実際は、クーラントを交換する際にアンダーカウルを外さないとラジエータのカバーが外せないという不条理だったが故、渋々外したのだが、、、詰めを外す感じで軽く"ガっ"と引っ張って外した時に、キッキングプレート?フットプレート?を固定するタッピングビスのメス側がポロポロっと、、、(前々回 #10の最後に載せた写真参照)。

5ヶ所固定するんスけど、その内4つが折れてるという激情(F)。
当然、これも何とかしないといけないのだが、アンダーカウルを完全に取り外した時点で4/5くらい既に割れていて、じっくり観察してたら「パキッ」と、5/5割れました(ぅ)。

溜め息しかでんよ、、、

ってウダウダしてる暇もなく、、、




どーやって直すか検討するが、時間と予算を考えて・・・最近、リールとか観てると良く出てくる、恐らくは東南アジア系のリールだと思うが、針金的なステープルの用な金属を電熱線の用にして樹脂部品に埋め込んで直す方法も、結構昔から知ってたけど機材の名前も知らんから調べようもなく今回はパス(アクロスのカウル修理の時はやるかも?)。

更に、東南アジア系動画でよく観る、はんだゴテを使って金属棒や金網を熱で埋め込む方法も試してみたい気もするが、根本的に柔らかい樹脂部品ではやれそうだけど、カウルのようなABSという硬質プラスチックには疑問符がつくので却下。

あと、溝掘ってワイヤで締めてパテ埋めする方法があるけども、塗装する必要があるし、時間が掛かるので一番現実的な方法ではあるものの泣く泣く諦めたのであった。

そんな次第で、一番単純で短時間でタッピングビスだけで何とかなる方法を採用。




作業机の引き出しに転がっていたテキトーなステンレス板を例の切断機でテキトーなサイズにカットして、カウルの曲りに合わせてテキトーに手曲げ(プ)。

テキトーに位置決めしてミニボール盤で下穴を開けておく。




取り付け場所に仮留めしてから電ドリでカウル側にも下穴を開け、カウル側からステンタッピングビスを締め付けて仮組みして様子を見るも、思っていたのとは大きくズレてしまったもんだから凹むのは言うまでもない(F)。




ステンレス板の曲げを調整→仮組み→バラして調整をある程度納得できるところまで繰り返す。

切断面もスーパーXで接着するから案外この調整が重要だったりはするので、結構な回数調整し直したにも関わらず・・・と言うか、調整したからこそ下穴の位置がズレたのでちょびっとだけ下穴を拡張したり(タッピングビスで閉まるかちょっと不安が残るが、スーパーXが絡みつくから固定は出来ると思う)。




スーパーXをたっぷり付けて接着して、2日間放置して完全固定出来たことを確認した後、タッピングビスの切先をサンダーでブッ飛ばす(手に刺さって痛いからさ…)。




今回は、4x10ミリのステンタッピングビスをチョイスしたが、3x8ミリの方がよかったかもねーーー(見た目は気にしないオーナーさんなんで、こんなんでもイケるだろう?)。

試しにツヤ消しブラックのタッチアップペンで塗ろうかとも思ったけど、あえてのステンカラー全開にしてみた(スタッズっぽくね?ロックっぽくね?と言う理由で)。




いよいよ、問題のフットプレートの固定ビスのメス側の修理。

5つ中4つ折れてますから、どーやって接着しようか・・・プラモデルのモデラーさんみたいにピンバイスという手動のドリルの様な工具を買い、1ミリくらいの穴を開けて1ミリの針金的な金属棒を差し込むか?4ヶ所中2ヶ所はそれで直せる気もしなくでもないが、根元から折れてしまってる残り2ヶ所は無理っぽいので却下。

次に、その昔にアクロスのフューエルポンプの修理に使った接着エポキシパテを使うか・・・いつものエポキシパテよりはイケる気がするが、実際に使えるのか否かわからんし、とりあえず保留。

現実的に考えて、一旦瞬間接着剤でくっつけてみてどーか?
どーしても、瞬間接着剤は引っ張る力には強いけど、横方向の力には弱いし、接着面積が小さいから余計に微妙なのです。

ただ、シート修理の時に使ったゼリー状瞬間接着剤・・・一応、耐衝撃性があるらしいから試してみる価値はあるか、と。

で、やってみたら、一つを残して想像以上な成果がでた(マヂ、イケそうだぜぃ!)。

但し、取り付けの時には細心の注意が必要なは言うまでもないだろう。




瞬間接着剤ではどーにもくっつけられなかった1ヶ所・・・恐らく折れた時に小さな破片が出てしまって接着面積が他の箇所より小さいのが原因ではないだろうか?

そんな推測で瞬間接着剤は諦め、一旦スーパーXで接着(養生テープで仮固定して2日間放置)し、いつも通りのエポキシパテで補強する形でなんとかなるのではないか、と。

ただ、いつものエポキシパテ・・・放置すること数年、使えんのか?

実際、写真で言う緑色のところ、結構硬化してて、内側の白い部分と練り合わせないと本当の意味で硬化はしないのでエポキシパテとしては使えるんだろうが、その練り合わせの時に硬化した緑色の部分が混ぜられるのか・・・指に水を付けて練ってたら完全とは言わないが結構硬化してるところが上手く混ぜられたのは驚きであったが(ひ)。




スーパーXは耐衝撃に強いと謳っているくらいなんで、完全固着しても弾力があり、こういう修理には本来は向いてないが、エポキシパテで周りを補強するにはある程度接着できてないといけないので使ってみたのだが、案外よき結果が出たのではなかろうか?。

と、言うのも、パテが完全硬化したあと、上側だけ軽くヤスリを掛けたのだけど、少し"しなり"を確かめたらヒビが、、、でも、それ以上拡張しないし十分なシナリが確保出来てたから単純に瞬間接着剤で取り付けたところよりは強いのではなかろうか?

実際は、時間が経過しないとわからんけど。


これにて、修理の類いは完全終了ではあるが、その裏(乾燥させてる時とか)で仕事終わりに慣らし走行も強行していたのは事実である。

慣らし走行・・・旧町内をざっくり1周12、3キロのルートを一晩2周するということで、計4夜を費やす(アンダーカウルは取り外してあっても問題ない)。

残念ながら、慣らし走行の写真は撮ってないのでここからはテキストのみ。
(サイドスタンド出すとエンジン止まる仕様なんで…)

第1夜、2夜は時速45km前後(50km/hを上限)で走り、折り返しの第3夜は時速50km前後、そして昨晩の最終夜はルートを少し変えて平均すれば60km/h以下ではあるが、エンジンに負荷をかける目的で70km/h以上出したり、登坂で60km/h出るくらいアクセル開けたり、といろいろ試してみたが、概ね良好・・・むしろ、シングルだからか?アクセルを開ければトルク感が大いにあって良き。

ただ、100キロ程度なので、PL-500がどこまで機能するか(本来は300キロは走りたいが…)問題ではあるが・・・ま、いっかっ(ぷ)。

で、本日、エンジンオイル、ギヤオイルの交換をし、アンダーカウルを取り付けた後、軽く水洗いをして作業はオールオーヴァー。

予想通り、思ってた以上にオイルは汚れてなかった、、、。
ギヤオイルは、思ってたよりはキレイだけど、それでも交換して良かったと思うくらいには汚れていた。

それにしても、ギヤオイル・・・ホンダの指定では「10W-30」となっており、エンジンオイルを指定しているので、余ったオイルで交換出来るという高効率。
因に、フォークオイルも10W-30が指定されているが、ホントにエンジンオイルでいいのかね?ちょっと不安があったのでG10を使ったのだが、最終的に残ったオイルの量を考えるとフォークにも使えば良い感じに使い切れたかもしれない。

外装の取り付けだけども、、、案の定、1ヶ所折れた(瞬間接着剤のところ)。
今更、修理は出来んので、そのままカウルを取り付けたが・・・仮に、4つ全部が折れたとしても外れることはないだろうから(何より、バイクが限界を迎えるまで取り外すことはないだろうがね…)問題ナシ。

夕刻前、職場に持込み本日出勤のオーナーさんに無事引き渡して納車完了。
一応、修理出来るようにと折れた破片とビス、あと余ったテールランプのバルブはオーナーさんに渡しておいた。

余り、感情表現が豊かな方ではないので喜んでる感じはほぼ無かったけど、時折ニヤけてたから喜んでもらえたとは思うが、、、。

何はともあれ、これにてPCX150修理完了!!!

次の休みは倉庫の片付けだが、これでやっと自分のことがやれるぅーーーーー。

他人のバイクとは言え、やっぱバイクと戯れるのは楽しいことを改めて実感した3ヶ月間ですた(了)。

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