【改装】只今改装中#1


いよいよ、長期プロジェクト「倉庫リニューアル」をおっ始めます。
、、、長い長い終わりの見えない死のロードですけどねー。

その死のロードの始まりは「準耐力壁」を倉庫に実装すること。
本来は、壁の中に「筋交い」と呼ばれる耐震目的の材木を入れるんですが、もろもろ事情があって筋交いを入れられない場合もあるんで、替わりに耐力壁構造を採用することもあるんだそうですぜ。

元々、筋交いが1ヶ所入ってるのに内側から取って付けたような?仮設的な筋交いが入っていて、先日、父親に「この筋交い取っ払っても大丈夫?」って聞いたんです。トータルで仮設的な筋交いが4ヶ所入ってるんすけど、父親的には「んーーー、大丈夫だと思うけどぉ、、、」と若干歯切れが悪く、パネルを貼れば筋交い替わりになる・・・という方法と、ブレース?という金属の筋交い的な棒を入れる方法を提案してきたのでした。

当然ながら、作業をするのはわくしなので、ブレースに関しては見たことあるけど研究しないとよくわかんないし、予算もかかるでしょうからとりあえず今回はスルーして(今回とは反対側の壁はブレース仕様にしようかと考えているが…)耐力壁仕様に決定。

本来、筋交いは地震の際に横揺れで倒壊するのを防ぐ為の構造で、構造体でいえば四隅の柱に対して横掛けと言われる「桁」であったり「梁」と結合させれば良いということなんだと思うが、耐力壁っていうのはツーバイフォー工法なんかに用いられている考え方で、簡単にいうと箱を作ってそれを繋いで壁にする、、、わかり難いな(スマン)、、、兎に角、上下左右の柱を構造用合板で結合してしまえばいい・・・そういうことなのだ。
ただ、基本的に耐力壁は外壁側に取り付けるもので屋内側で構築するものではないらしい。確かに、直角になっている隅にどーやって取り付けりゃいいのか?ということだよね、、、今回は隅に筋交いが入っているので問題ないけど、さ。

筋交いが入ってるにも関わらず、仮設的な筋交いを取り外すことを躊躇った父親の不安を読み解くと、この倉庫は長めの長方形の構造をしているから長い面の壁に対して内側から仮設的な筋交いを入れて補強していたんだと思う。なので、窓が取り付けられている壁を耐力壁仕様にすれば筋交い替わりになって耐震性を確保できるんだろうと推測するのであった。

但し、本来は上下左右の柱を結合させることで耐力壁になるのだが、窓が取り付けられているんで純然たる耐力壁にすることは出来ないから厳密には「準耐力壁」仕様となる。



筋交いの典型例。

断熱材とか石膏ボードがないので、、、。

部屋だったら内壁に断熱材とか防火用の石膏ボードなんかを入れるわけだけど、それらを取り付けること前提で間柱が柱より短めになってるんで柱のレベルに合わせる為にスペーサー替わりのテキトーな板を取り付けてある。全体的に貼ってもいいんだろうが、手間と材料を惜しむ為に構造用合板を貼り付ける際にビスを打込む所だけになっている(セコイって言わないで)。

余談だが、白いのは3ミリ厚のベニヤ板を見つけたと思ったら化粧板だったというオチ(ひ)。

1枚目張り付け終了。

ホントは、太い柱の間だけでいいんだけど、構造用合板をカットするのが面倒だったんで、1枚丸々貼り付けてみた。

2枚目切り出し中。

合板が1820x910ミリというサイズなんで、縦にカットする場合、丸ノコに平行定規とか取り付ければやれるのかもしれないけど、結構な幅を切り出す時に別途長い平行定規が必要だったりするから、コンパネ(コンパネは1800x900でちょっと小さい)を定規替わりに使うのである。

その割に、山あり谷ありな切り口なのはオレが下手クソだから(F)。

一応、この壁に関してはこれで準耐力壁化は終了。
構造的に強度を考えると、何も全ての壁を補強する必要はないらしく、実際に仮設的な筋交いも柱で言うと3本分を繋いでいたんで恐らく窓で言うと2枚分で問題ないんだと思う。

次回はこちらの壁の準耐力壁化やるっす。



一応、仕上げで#80で研いだんだけど、、、。

ニックさん・・・すっかり真っ白になっちった(ぅ)。
先週、洗ったばっかなんだけどなーーー。


久々に使った「防じん丸ノコ モデル5025KB」。

125ミリ刃というのもあって小振りではあるけど、ホースを繋がなくても使えるから取り回しも楽で「防ちゃん」と呼んであげよう(もっとも、92年製なんで齢30歳なんだけどね…)。

次週、お前さんをやっつけてやんよ(予告)。

 

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