【改装】カーペット張り



パソコンデスクの足元・・・カーペットの張替えを試みる。

元々、フローリングが傷んできて、その上をイスのキャスターが行ったり来たりするもんだから余計に傷む。その為、保護用にパンチカーペットをテープで張り付けていたのだが、これがどーにも、テキトーに張りすぎたおかげで、カーペットがズレることはないけど、プカプカ、、、orz
流石に、見た目にも悪いし、そのプカプカの上に足を置くと気持ち悪い。

ので、新規にパンチカーペットを張替えることにしたのである。

勿論、古いのを剥がして新しく張り直す・・・というのでは芸があまりにもない。

基本的にパソコンデスクの場所が変わることもないだろうから、長い目で見て仕様を考えないといかん。幸い、何年も使われずにいる1820x910mmの構造用合板が結構あるので、これを下地材に使うことに。

次に、新規にパンチカーペットを買うのだが、メーター売りでも良かったけど、1帖用という感じで910x1700mmが売っているのでこちらをチョイス。
カーペットを張り付けるボンドは「ピールアップボンド」という専用のボンドがある。
なんでも、一度塗ってしまえば何度でも張り替えが出来るという優れモノ。

ところが、ホームセンターで売っていたにはいたが、600mlでおおよそ2㎡塗れる使い切りタイプが1本1千5百円程度。ザックリと構造用合板1枚辺り1本使う感じで2本使うから3千円程度の出費になる。

「んー、意外と割高だなぁ」

そこで、別の選択肢でセメダイン社の「CL-7N」という専用ボンドがあり、こちらは合成ゴム系ラテックス形接着剤・・・何度も張り替えるのはムリ。但し、1Lで1千円もしないので、こちらをチョイス。



(使う前に写真撮るの忘れた、、、)

ついでに、ボンドを伸ばすのに必要な幅のあるクシ目ゴテを一つと、面積が結構あるのでコテだと手間がかかるし、ウェブ上の意見として塗装用ローラーを使った方が早く塗れるという情報があり、意外と塗装用ローラーセットって安いので1セット+替えローラーも買っておいた。

必要なものが揃ったところで、先ずは構造用合板を必要サイズにカット。
デスクの幅が1600mmなのでそれに合わせてカットし、もう一方は、パンチカーペットが910mmなのでカットなし。

で、我、思う。

「構造用合板・・・フローリングに打ち付けるべきか否か、、、」

気分が変わって、仮にデスクを別の場所に移動した場合、固定してなければ移動先でも敷けるし、元のフローリングに戻せるし、何より倉庫で予めカーペットを張り付けてしまえば、部屋を汚さずに済む。無論、張り合わせがキチッとしてないと、カーペットとカーペットの間に隙間が出来るリスクはあるが、、、。

思案していたが、いざ!古いカーペットを剥がすと、、、




も、こんな感じで、見た目的にはわからないが意外と弱っていたフローリング材を道連れに、、、(ぅ)父親が言うには、フローリング材つってもいろいろあって、この部屋に使っている合板型のフローリング材の方が高いらしい。もっとも、高かろうがこの様になればへったくれもないのである。

この状態を見て、迷うことなく構造用合板は打ち付けることを決定したのは言うまでもない。




まあ、カットしてる時に予感はあったのだが、実際に構造用合板を敷いてみると結構な反りがあって、結果論としては、どの道、打ち付けるしかなかった。
ただ、高いだけあって?41mmのコーススレッド使用したけど、倉庫から天井を見上げるとコーススレッドが突き抜けてない。構造用合板12mm厚くらいだから30mm以上の厚みがあるのだ。




本来なら「との粉」というモノを使って、下地材のデコボコを埋めて平滑にしないといけないのだが、かったるいんでサンディングすらせずにボンドを塗りたくる。

これもウェブの情報として結構な数を目にしたが、クシ目ゴテだと上手くボンドを伸ばせない。今回使ったボンドで言うと、塗布後5〜10分でカーペットを張れ、と。
なので、悠長に塗ってる暇もなく慌ててザックリたっぷりと塗り付けて奥側のカーペットを張る羽目に。

ボンドの説明書によると、30分以内に張り終わらせないといけなくて、更に張ったら手早く“ローラー”をかけてしっかり密着させろ、と。

ローラー?

このサイズのローラーなんてあんの?一体お幾らすんのよ?
なので、適当なサイズの合板を乗せて、まんべんなく踏んで密着させる。
ホントは、重しを乗せて30分は放置しておきたいところだが、、、。

奥側の経験を元に、手前の合板は塗装用ローラーで塗ることに。
感触で言うと、確かにちょ速で塗れるけど、ボンドの大半はローラーのスポンジに吸い取られる感じで、ある程度ボンドにも厚みが欲しいところだけど、ほぼ皆無、、、ってことは?
5分も10分も待ってられないということで、慌ててパンチカーペットを張り付け、上記と同様に密着させる。




慌ただしく張り付けた結果、、、予想通り、張り合わせの部分に微妙な隙間が(ぬ)。
ま、気にならないレヴェルだから良しとしておこう。

その後、数時間乾燥させるわけだが、水性のくせに結構な匂いがするボンドであった。
おかげで、その数時間は部屋の換気扇回しっぱなし(寒)。
が、3時間も経たずに実用強度を得た感じで、想像以上にガッチリ張り付けられたようである。

ただ、問題が一点。
縁の処理をどーしたものか?

いやさ、パンチカーペットの長さが1700mmあるから100mmカットすれば丁度いいはずなのに、何故か10mmくらいはみ出てるんですけど、、、んー。
まあ、こういう類いは、表記のサイズより若干大きめにカットしてあるなんてのは定番であり、カットしてもいいし、側面に張り付けててもいいのだ。




実際、カットしてしまうと構造用合板の側面がむき出しで見た目的によろしくないし、
ヘタにカットすると、使用上、何かが引っ掛かってズルッと剥がれる可能性もあるから、
側面に張り付けてしまった方が良策であろうと言うもの。
なので、追加で仮釘を買ってきて、家に転がっていた板を当て板に使って張り付けてみた。




結果、ご覧の通り、一旦張り付いたように見えたが、部分的に剥がれてプカプカしてきて、
仕方なく、釘で固定しまくり。

後で思ったけど、側面こそちゃんと「との粉」で隙間を詰めないと、どんなに厚く塗っても合板が吸い込んじゃうよねー。しかも、このボンドは結構“肉痩せ”するっぽいし、やっぱり下処理は重要だって話ですよ。

一先ず、今のところは実用上、特に問題はないし・・・ま、こんなもんでしょ。


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