【CD】Jeff Beck Group『ROUGH AND READY』『JEFF BECK GROUP』



も、面倒くさいんで2枚まとめてレビュるっす。

所謂、第2期Jeff Beck Groupのアルバムである。
よく言われるのは第1期はメンバーが豪華ではあるが、アルバム的には第2期の方が評価が高い。第1期は10代だったか20代だったかに買ったが、この歳になって第2期を買ってみた。

言わんとしてることはわからんでもない。
ただ、第2期はブラックミュージックに傾倒してると言われるわけで、個人的にどこからどこまでがブラックミュージックと言うのかよくわからんし、どっちかっつーと、、、むしろ?ブルースの方が好きだし。
そういう意味では、第1期の方が趣向に合ってるってんでぇ、この歳まで第2期は聴こうとは思わなかったのである。

実際、聴いてみて思うのは、確かに『ROUGH AND READY』はブラックっちゃぁブラックかぁ?くらいな感じで、通称“オレンジアルバム”と呼ばれる『JEFF BECK GROUP』の方は、確かにブラックっちゃぁブラックかぁ、、、でも、何曲かはギターがブルースしてるけどねーーー、、、みたいな?
その点を鑑みれば、オレンジアルバムの方が好きかな。

でも、どっちも普通に聴けるし、『ROUGH AND READY』も嫌いな感じじゃない。
結構、今の自分が余り新たに音楽を聴きたいという気分じゃないのも手伝って、ヘッドホーンヘッドオンで聴こうとは思わないけど、ひたすらドッキングスピーカーからエンドレスリピートで流してると案外気分が良い。

ジェフ・ベックもヤードバーズ時代以外はそれなりに聴き込んできたつもりだけど、その昔、シャケからそのテクニックは世界の宝だと言わしめたものの、曲自体はつまらんと酷評されたのもうなずけるわけで。

思うに、やっぱジェフ・ベックって人はバンドのギタリストとしてプレーした方が良いような気がする。
不器用と言うべきなのか?ズレてると言うべきなのか?
シャケが言う通り、ソロになってから傾倒した音楽や方向性が偏向してると、ホントに、テクニックは凄くても曲がつまらんからアルバム自体を聴く気にならんのよね、、、つか、直ぐ飽きる(ぷ)。

その点、第2期はバンドとして上手く回ってるというのか、エンドレスリピートで聴いていてもホントに気分が良い。

それにしても、コージー・パウエル(Dr.)・・・惜しい人を亡くしたとしか言い様がない。
もったいないよねぇ、、、(合掌)。

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