【CD】吉井和哉『SOUNDTRACK ~Beginning & The End~』

いやいや、吉井くんもこれでソロは一段落ってことかな? 基本、ライヴ盤ではあるが、今となっては浴びるほど聴いた曲ではあるが、、、 ライヴらしくオリジナルの音源とは一味違ったテイストになってたりで。 ん、まー、だからこそ特筆するようなアレはないのだけど、でも、最初に聴いた時、1曲目の「MY FOOLISH HEART」は、 「コレ、ホントにライヴ?」 って言うくらいライヴっぽくない仕上がりに聴こえた。 ライヴにおける録音技術の進歩なのだろうか?オリジナルアルバムくらいに音が良くてびつくりしちまった。 もう1曲、気になったのが「血潮」。 何がダメとかって話じゃないんだけど、ライヴだから難しいとは思うが、イントロは良いとして、ギターがねぇ、、、特にソロのところは、もちっとスパニッシュ感があって欲しかったなー。 と、まぁ、自分の中で“こなれてる”曲が多いのもあって、手厳しい論評をするような気分にはならないし、実際、乙4の勉学に励んでいる時、エンドレスリピートで聴きながら気持ち良く集中できたのである。 そして、最後の「Island」。 ソロの集大成ということらしいが、穏やかなアレンジで柔らかくもあり、歌詞もなかなか考えさせられるところもあれば感じるところもあるし、何かしらに辿り着いた感はあるよねぇ。 今年になってから「振り返る」という作業からいろんなことに気付いたり、思わされたりする中で、自分自身も集大成というわけでは全然ないけど、節目の終わりが近付く今、必然的偶然とでも言うべきタイミングでのリリース。 なかなか感慨深いモノがありやした。