【改装】薪ストーブ設置
いよいよ、倉庫に薪ストーブを置いちまうのさー。
今回はホンマ製作所の「時計1型薪ストーブ」とやらをチョイス。
1万円くらいで安い!
その分、ステンレス製なんで耐久性に不安アリだが、まあ、仮に短命で終わったとしても、また薪ストーブを置くとなった場合にもろもろ手間が省けるし、、、もっとも、2代目があるのか?という疑問が拭えないが“置ける”という既成事実は作れるので良しとしておく。
と言うことで、工期短縮?というか突貫工事といった具合での作業だったんで、細かいことは抜きにして、今回は写真多め淡々と話を進めていこうかと思うのである。
先ずは、メガネ石なるものを取り付ける為の木枠作りから。
結構、穴を開ける位置を決めるのに時間がかかったし、その結果、メーカーが推奨していない長さに煙突を組む羽目になったが致し方あるまい。
しかも、外にはエアコンの配管と電源の配線がある関係で、場所が限られてしまうという難題を抱えての設置なもんで、筋交いに被る感じで木枠を切り出す必要があった。
いつも通り、テキトー採寸、テキトー切り出しではあるものの、電動工具でカットするには手間だし経験がないもんで、結局は手にノコもって挽きまくり。
まーまーの出来、、、だと思う。
実際にメガネ石を置いて位置決めしてみた。
因に、メガネ石の素材は珪藻土だってさ。
ただ、買った後で言うのもなんだけど、壁つっても断熱材とかあるわけでもなく、いきなしサイディング(壁材)だから耐熱対策っていらんかった気がする、、、。
が、これも経験と言わんばかりに写真の状態から鉛筆で円を描く(手抜きと言わないで)。
そんな円だから、中心点を決めるのに一苦労。
今回の為だけに買ったホールソー(Φ120mm)。
ま、2千円くらいだったけど。
アニキぃ〜、アンタが頼りだぜーっと。
と言うことで、アニキと呼ばせてくれ!と言う出で立ち(年代を感じる)の振動ドリルに取り付けて回す抉る開ける。
流石のアニキ・・・苦もなくサイディングを切り取ったぜーっと。
いや、ホントに頼りになるのよ振動ドリルは、さ。
ちょっと重たいけど、それこそスプーンでプリンをすくい取るかの如く、
滑らかな抵抗に酔い痴れてると気が付きゃ穴開いてるっていう、ねっ。
嗚呼、これで外の世界と繋がってしまった、、、。
ただ、何が最悪かって、、、作業してた日(12/26)は突風吹き荒れる昼下がりで、穴から風が惜しみなく吹き込むという寒波。
そこからの数日間、倉庫は冷えきっていたことは想像に難くないだろう。
いや、マヂで夜中にいっぷくするのも命がけなくらい震えながら吸ってたもん。
メガネ石を取り付けてみた。
案外、穴の位置が良い感じに合ったのには驚いたが(自分を信用してない)、その分、木枠を取り付けるのに作業スペースが狭くて、インパクトドライバが入らず、電化製品とかバラす時に使うショボイ電動ドライバーで何とかスリムビスをねじ込む羽目に。
下穴を開けてたからある程度はねじ込めたが、最終的にはスタッピドライバを使って手でねじ込んだことは言うまでもない(F)。
メガネ石カバーなるものを取り付ける。
これもいらんかったかも、、、と、言うのも、四辺に10ミリくらいの折り返しがあって、どーやら木枠を覆う形で取り付けるモノだったらしい。
しかも、2枚組だったからサイディングを四角に切り取って外側にも同様に取り付けるものだったのかもしれん。
が、木枠に使った角材を加工するのが面倒だったから、到底メガネ石カバーに収まるサイズではなかったし、サイディングの上から取り付ける必要はないだろうから、屋内側だけ使ったが、折り返しの部分はプラハンで叩きまくって潰したおかげで耐熱塗装が剥がれるし、全体的に歪むしで、なんか釈然としないまま作業終了。
外から見ると裏側の戦いが何事もなかったかのような佇まい。
煙突を組み立てる。
Φ106ミリなのだが、メーカー純正品と近所のホームセンター買ったヤツの組み合わせは余りよろしくなかった、、、(ぅ)。
と、言うのも、繋いでるところがブカブカだったり、その逆も然りでなかなか不安の残る仕上がりになってしまったのだー。
ま、得意の“様子見”ってことで、作業を続ける。
外側はこんな感じ。
上記のブカブカ状態が顕著に現れている部分でもあり、何かと気が抜けない仕上がり。
とは言え、今更どーにもならんので、ここでも「様子見」するしか他ないのが無情である。
設置作業が終了。高さを合わせる為にブロックを3段に積んである。
オプションパーツ?を取り付けてみた。
炉の扉だが、標準仕様だと炎が見えないんで、耐火ガラス(だと思う)仕様の扉を買ってみた。
やはし、薪ストーブと言うのであれば、揺らぐ炎が見えないと雰囲気がでないではないか。
火入れは夜に行ったのは当然だろう。
思ってたよりも早く火も付いたし、雰囲気は抜群だ。
翌朝、い、い、色が、、、嗚呼、これぞステンレスという感じ。
使用前はキレイなクロムメッキと言わんばかりの輝きだけど、熱が加わることでステンレスは色が変わるんで、今は赤味が強めの銅みたいな色になってる。
部分的にはピンクにも見えるし、青紫に見えるところもあるし、燃やしてある程度の温度になると元のクロムメッキの様な色に見える時もあり、それもステンレス素材の面白さなのかもしれんなっ。
使ってみての感想
正直なことを言うと、思ってたよりは全然温かくならん。
まあ、コンクリ打ちっ放しの床と、床材が張ってないから天井が高いというのが手伝って、なかなか温かいという感じにはならんねぇ。
実際、室温5℃が良くて10℃になる程度かな?それでも、固く絞ったタオルが数時間で乾く・・・もっとも、薪ストーブの真上に干せばの話だが(ひ)。
あと、薪を用意するのも一苦労する。
小学3年生(たぶん)くらいぶりに本格的な薪割りをしたけど、下準備がもう、、、ねぇ。
昔は、父親の作業場に行けば100ミリ角の柱材とかの木端がいくらでも転がってたから、適当に拾ってきてアックス君でガンガン割ってたけど、ヤンキー通り越してチンピラ並にネジ曲った4メートル強の角材を350ミリくらいに卓丸さんで切り分けてからのアックスボンバーだから、4メートル級はホントに扱いが大変(面倒)。
最後に思ったことは、、、
「突風吹き荒れる日には使うな」
ってこと。
筆舌し難い苦難を被ることになるからマヂ突風が吹く日はやんねー。
その苦難の真っ只中に除夜の鐘鳴るは、花火上がるは、年明け早々にヤサグレたわ。
そんなこんなで、結局のところ、暖房というより古材焼却の為にあるような設備になりそうな予感、悪寒、フレンチカンカン娘。
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