【ワゴンR】リアフェンダー錆対策(応急処置篇)
半年以上前から気付いてはいたけど、知らん内にリアフェンダー(左)がモコモコって盛り上がってきていた。無論、原因は塗膜の下ではあるが鋼板にサビが発生している証。
何故に?
と言う、疑問が当然湧くけど、裏側を触ってもむしろ錆びてる感は全く感じ取れないし、指に付いた汚れも錆び汚れというよりは土汚れといった感じで、もう10年以上経つワゴンRなのに今頃そんなトラブルあるぅ?
一先ずは、モコモコしていても塗膜が剥げたりしてるわけでもないし、いくら部分的とは言え塗装を削ってサビ取って更に塗装し直すって、案外大仕事になるからいろいろ手順とか塗装範囲とか考えている内に時間だけが過ぎていったのであった。
ところが、昨年末になって職場でいっぷく中(駐車スペースの向かいが喫煙所)、興味本位でモコモコを“にゅ”って爪で押したら塗膜が剥がれちまったぜぃ、、、(F)。
結果、サビが剥き出しになったまま天気予報と睨めっこ(雨が多いようだったら早急に手を打たないといけないが…)。
何度か雨に見舞われたけど、今年の冬はいかんせん寒い!
そもそも冬は塗装に向かない季節なんで、ホントは暖かくなってからやりたいのは当然なんだけど、だからと言って冬が終わるまで放置しておくわけにもいくまい、、、ってなことで、とりあえず応急処置を施すことにしたのである。
元来、冬場にスプレーを吹くなど言語道断。例え、SOFT99のエアタッチであったとしても1月の極寒の中で吹いてもまともに仕上がらない(経験済み)故に、サビを除去した後にサビ止めを施し、暖かくなるまでの一時しのぎではあるが凸凹になるのを重々承知の上で、タッチアップペンで筆塗りしてみた。
先ずは、スクレーパーで塗膜を剥いでみたが、さほど剥げもせず、サビに至ってはほぼ取れなかったので、プロはエアサンダーとかでやるんだろうけど、そんなもん持ってないし、幸いにも電動マルチツールがあるんでサンドペーパーを取り付けて削ってみた。ちなみに、何番にしようか悩んだが、ガンガン削る為には粗目で攻めようと#60をチョイス。
念の為、マスキングテープで削ってもいい範囲を囲っておいてからマルチツールで削るも、予想通りマスキングテープも削ってしまった(それを見越して幅のあるマスキングテープを使っているが…)。
ある程度削れたところで観察してみると、一番モコモコしてた所=サビが一番侵攻している所は深くサビてるから結局、電ドリ+真鍮ホイールとサンダー+カップブラシを投入してキレイにサビを削り取ってやった。但し、不安がないわけじゃないので念の為、大昔に買ったサビ取りクリーナーなるものを塗布してみたが、、、必要なかったかな(テ)。
どーせ、筆塗りだし、タッチアップペンに「サビ止め」があったので、特に下地を仕上げることなく真鍮ホール仕上げのままサビ止めを塗り下地作りを締めくくった。
思いの外、部分的にサビが進行していたんでサビを取ると抉れた状態になるから、本来ならパテ埋めしないといけないが、その辺も「どーせ筆塗りだし、応急処置だし」ということで多少サビ止めを厚めに塗っておいたが、仕上がりにおいて大きく凹るのは想定済みである。
当然、本塗装でも塗料を厚めに塗りはするが、完全に凹を埋めるのは不可能。
一応、本塗装も4度塗りくらいして厚みを持たせたので、仕上げはいつも通りに、、、
#1000→#1500→#2000→#3000(コンパウンド)→#9800(コンパウンド)
仕上げで終了。
実はクリア(タッチアップペン)も用意しておいたけど、応急処置なんだし、そこまでこだわる必要は無いか?ってことで最終仕上げをしたのだが、今後の状態次第では追加で塗るかもしれんが、所詮はクリアも筆塗りなんでね、、、。
本来なら有り得ない仕上げではあるが、光の加減というか?見る角度によっては、それなりの仕上がりにも見えるし、何はともあれ、これで当面は凌げるんではないか、と。
問題は、本格的に修理をする日が来るのか?なんだけどねー(やること大杉くんなんで)。
塗膜が剥がれているところが一番進行している所でもある。
念の為のマスキング。
予想通りのオーヴァー・ザ・削り。
サビ取りクリーナー、、、いらんかったな。
サビ止め塗布(要はプラサフでしょ?)。
流石、筆塗りの見本的な仕上がり。
案外、タッチアップにおいてサビ止めはいらんかもね。
ケズリーズ三銃士、揃い踏み!
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