【修理】テレキャス再生



もはや、いつ買ったかさえ忘れたが、ジャンクで2千円ほどだったのはよく覚えている。
たぶん、入門用セット的なヤツに付いてたギターだと思われるが、いっちょまえにネックに「杢(もく)」と呼ばれる木目が入っていて、このネックは活かしたいと思っていた。
ヘッドロゴが消せないか軽くペーパーをかけてみたが、ロゴの上にトップコートがしてあって消せん(F)。

ハードオフのポップには「音が出ません」みたいな事が書いてあったんで(たぶん)、とりあえず、コントロールプレートを外してみると、フロント側のPU(ピックアップ)は、そもそも繋がってなかった。リア側は繋がってはいたけど、ポットが外れかけていてノブがちゃんと回らない感じだったので、ポットを固定して、アンプに繋いで音を出してみると、ガリがどーとかってレヴェルじゃないほど酷かったが、音が出たのでリアのPUが生きてるのは確認できた。

問題はフロント側で、配線がわからないから確認のしようがなかったけど、たぶん、生きてるだろうと楽観的に直感的に思ったんでPUはそのまま使うことに。
ダメだったとしてもオチョ松に付いてたシングルPUが1個保管してあったんで、最悪でもコレを使えばなんとかなるかな、と。

ま、とにもかくにも、買った状態が酷くてね、、、
見た目にストラップピンは付いてないし、ノブを取り付けるシャフトは折れてるし、
配線なんかを見ると、自分でハンダ処理した痕が結構残っていて、前のオーナーさんが、ウェブに転がってる配線図を参考に手を加えようとして失敗したのかな?
それで、邪魔くさくなって直しもせずに売っ払ったって感じっぽい。

それにしたって、、、って思うけど、なんか、17歳の時の自分を見るようで、そーいう意味でこのテレキャスも縁があったとしかいいようがない。なので、オチョ松の従兄弟的な感じで「テレ松」と名付けることにした。言っておくが、テレキャスの「テレ」じゃなく「照れ屋さん」のテレなので悪しからず。




今回買ったもん。

ナット・・・3つもいらんのだけどね(テ)。
コントロールプレートは、磨くの面倒だし、配線し直すの面倒だし、、、
何より、ポット2つ買うより安かったから(ぷ)。




金属部品とメッキパーツは、とにかくピカール&バフ仕上げ。

金属&メッキパーツは、 概ね写真のフロント側シングルのカバー(上)みたいな状態。
なので、ベースプレート、ピックアップカバー等はピカールでとにかく磨く。
ビス、ボルトの頭はひたすらバフ掛けしてみた。



こんなモノまでバフ掛けしてみた。



ボディ全体の黄ばみはどーにもならんね。

まあ、本気で磨けばアレかもしれんが、そこまでやる気はない。
元々、塗装するつもりでいたんだけどねぇ(バインディングの処理が出来ないから諦めた…)。



配線済みコントロールプレート(中華製)。

取説とかなんもないので、配線に悩まされた。
ウェブでいろいろ見つかるけど、この3WAYスイッチの配線図はみつからんかったさ。
おかげで、自分でいろいろやってみて正解を探し出した感じ。



ベースプレート周り。

磨きはまーまーいい感じに仕上がったけど、ブリッジ関係が意味不明。
イモネジの長さが3種類あったり、スプリングの長さも3種類あったし。
どれが正解かよーわからん(Fender純正の写真は多少参考になったが…)。



ナットは自分で加工。

大体のサイズは合ってたけど、横幅はピッタリでも長さ、高さは微妙に大きかった。
なので、#320での布ヤスリを大きめに切って、ナットを布ヤスリに押し付ける感じで研磨。
数回のチェックでいい感じになった?ので、アロンアルファで接着。



ペグはオチョ松に取り付けられてたヤツを流用してみた。

流石に、元から付いてたペグは、、、どーせ中華製だろうし、腐ってたから恐らく国産であろうオチョ松のペグを使うのは自然の流れ(まあ、80年代のペグだけどねー)。
ストラップピンもオチョ松のヤツを取り付けてある。



フレットもピカールで研磨してある。

どーいう経緯で付いたのかわからんが、5、6弦の所に水平のキズが入っていて、すり合わせの時に使ったクラウン用ヤスリである程度削ってみたのだが、大丈夫なのかな?
とも思うが、とりあえず音が普通に出ればいいのだ(実際、特に問題は感じない)。



もろもろ調整をしてフィニッシュ。

ストラトより遥かに弦高、ピックアップ高、オクターオブチューニングが楽に感じたっすね。
今までのどのギターより調整してて楽しかった気がするうー。
やっぱ、テレキャスのブリッジは6WAYに限るな(ひ)。

結果から言うと、フロント側PUは問題なく音が出た。
磨いた甲斐があったというものだが、ジャックを新品に交換すればよかったな。

もろもろ苦労はあったけど、なかなか楽しい作業であった。
久々のハンダ付けは、相変わらずヘタではあったけどねー。

ただ、音を出してみて思うのは、、、

「んーーー、コレってテレキャスらしい音なのか?」

正直に言って、謎である。
まあ、ベース用のミニチュアアンプで鳴らしてんだからわかるわけもないか(ひ)。
つーか、このベースアンプ、ギター用もあるんだけど中身同じなんじゃね?って思うが、、、。

懐に余裕が出来たらフェンダーの純正か、或いは、ビルローレンスのPUに交換したいものである。

さ、次はぷろマーチン君かぁ。

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