【レッツ2】レストア #9



とりあえず、駆動系をバラしてみた(プーリーのみ)。

記憶が正しければ、ドライブフェイスとVベルトを外すと、プーリー本体がシャフトからボスごとヌルッと抜けるはずなんだが、、、んー、全く外れる気配がないんだけど。

説明すると、プーリーにはウェイトローラーっていう移動する重りが入っていて、ウェイトローラーの入っている溝の深さが外側に行くにつれて浅くなってるわけです。
なので、遠心力でウェイトローラーが外側に移動すると、溝の深さが浅くなる関係で、プーリー本体をドライブフェイス側に移動させる・・・そんな仕組みになってるんすね。
(写真撮るの忘れたからわかり難いと思いますがご了承ください)

そのウェイトローラーを押さえる?フタみたいなのがあって「ランププレート」って言うんすけど、このランププレートがシャフトから上手く抜けないみたいで、マイナスドライバーと割柄ドライバー(マイナス)使ってどーにか取り外しましたけどねー。

プーリーを分解してみると、予想通りウェイトローラーは摩耗して片減りしてた。
ただ、ランププレートは鉄製なんでサビがね、、、プーリー本体はアルミ製なんで問題ない。
一先ず、ランププレートのサビを取り、ウェイトローラーの汚れを拭き拭きしてから組立。

次に、Vベルトを交換してみる。
その昔に意味もなくデイトナの強化Vベルトに交換してたわけで、探したら元々の純正Vベルトが捨てずにあったんで試しに交換してみた。

と、言うのも、冷機時は問題ないんだけど、暖機後に家に戻ってきて停車するとエンストするわけです。で、エンジンを始動すると“キュンキュン”と鳴くんだよねー。
ただ、それがVベルトが鳴いてるのかハッキリしなくて、でも普通に考えるとゴムがこすれて鳴く音だから。

そんな次第で、試しに交換してみた、と。
雨が止んで気温は下がったけど、その分湿度が上がってるはずだからどーかな?とは思ったものの、とりあえずテスト走行してみた。

結果、上り坂で45キロ近く出るは出る。
が、家に戻ってきて停車するとエンスト。
再始動すると“キュンキュン”鳴く。

ま、古いVベルトだから鳴くのは仕方ないとして、ウェイトローラーとVベルトの交換か、、、まあ、この2つで直ればいいけど、クラッチスプリングのヘタリとかだと厄介だな。純正がクラッチASSY'でスプリングだけじゃ売ってないからさ、必要もないのに強化クラッチスプリングを買わないといけないんだよねぇ、、、。

そんな感じで、明日発注するとして、、、

それにしても、デイトナの強化Vベルト・・・意外と使えんなぁ。
純正のVベルトほど走行距離はいってないはずなんだけど。
そもそも、ほぼノーマル車に使う必然性なんてないんだけどさー(化)。

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